交通誘導警備とは、雑踏警備とともに警備業法第二条第二号に規定されている業務のため「二号警備」「二号業務」とも言われます。
道路工事現場や建築現場などから依頼を受け、関係車両の出入りを誘導したり、一般交通にかける迷惑を少なくするため一般車両や歩行者の通行を安全に誘導することで、交通事故防止・交通の円滑な流れを促すことを目的とした警備業務を行います。
警察官の行う交通整理とは違い、法律的に特別な権限は無く、任意での協力を求める業務です。
交通誘導警備
雑踏警備
雑踏警備とは、交通誘導警備とともに警備業法第二条第二号に規定されている業務のため「二号警備」「二号業務」とも言われます。
コンサートや花火大会、お祭り等、不特定多数の人々が集まり混雑による事故等の発生が予測される場合、その主催者等からの依頼を受け、入退場整理や案内誘導、通行規制による過密状態の回避や緩和などを行い、事故の発生や混乱を防止する業務です。
注意箇所への照明や案内板の設置など必要な情報提供、不審物の発見、緊急時の対応などを行う場合もあり、イベントに集まった人々の安心・安全確保に貢献する業務です。
施設警備
施設警備とは、正式には施設警備業務と言い、警備業法第二条の第一号に規定されている業務のため「一号警備」「一号業務」とも言われます。
ビル、事務所、デパート、ホテル、病院、倉庫、工場等の施設運営会社等から依頼を受け、施設への出入管理業務や巡回業務、鍵の管理や開閉館管理、盗難・火災等の事故発生の防止などの各種業務を行います。
契約先に常駐で配置されることも多く、常駐警備と言われることもあります。